blog

リペアマイスターからのお知らせや、最新施工実績・日々の出来事などを発信しています。

お問い合わせはこちら。塗装のお悩みやご希望、私たちが全て叶えてみせます!まずはお問い合わせください!

住まいを守る通気のしくみ。

住まいを守る通気のしくみ。

こんにちは

リペアマイスターの石田です。

新卒社員が入社してきたこともあり、雨で工事がお休みの日に、社長が勉強会を開いてくれました。

社長から教えてもらったことの中で、今回は通気に関する話をしたいと思います。

縁の下という言葉をご存じでしょうか?

昔の木造住宅は床下がつながっていて、風が通り抜ける構造になっていました。

家の下に空間があり、そこを空気が循環することで湿気を逃がしていたのですね。

この床下全体で通気をとる仕組みは、日本の気候にあった知恵のひとつでした。

ですが、現在の住宅では、「ベタ基礎」と呼ばれる工法が主流になっています。

これは、建物の下をコンクリートでしっかり覆い、地面からの湿気やシロアリの侵入を防ぐとともに、耐震性を高める構造です。

そのため、昔のように床下が広くつながっている「縁の下」という空間はなくなり、部屋ごとに区切られた基礎が一般的になりました。

では、現在の住宅は、どのように湿気対策や通気を行っているのでしょうか。

現在の住宅では、「通気工法」と呼ばれる仕組みが採用されています。

これは、壁の内側に空気の通り道をつくり、湿気を外へ逃がす構造です。

例えば、サイディングボードの外壁の場合、外壁材とその内側にある構造の間に隙間を設け、外壁の一番下にある「水切り」との隙間から空気が入り、上(軒)へと抜けていく仕組みになっています。

昔は床下で通気を確保していましたが、現在は“壁の中”で通気を行っているというイメージです。

この通気工法、現在では当たり前のように採用されていますが、実は比較的新しい考え方なのだそうです。

以前は「直張り工法」と呼ばれる、外壁材をそのまま下地に貼り付ける施工がされた時期があり、2000年の建築基準法改正をきっかけに、住宅の気密性や換気性能が重視されるようになり、それに伴って「壁の中で湿気を逃がす」という通気の考え方が広く普及していったそうです。

家に湿気をこもらせないための通気工法ですが、実はうまく機能していない現場もあるそうで、社長からいくつか事例を聞きました。

例えば、窓の下の外壁だけが腐食してしまった家。

原因を探るために外壁材を剥がしてみると、通常は縦に施工される胴縁が、窓の下に横向きに設置されており、縦の胴縁とぶつかる形になっていたそうです。

  

(胴縁とは、外壁材(サイディング等)を貼るための下地として、内側の素材と外壁の間に設置される棒状建材のこと)

その結果、その部分だけ通気がうまく取れず、湿気が滞留し、外壁材に影響が出てしまっていたとのことでした。

この話を聞いて、住宅にとって「通気」がどれだけ大切かを改めて感じました。

そしてもうひとつ、社長から教わったのが塗装との関係です。

その建物の構造や状態に合った塗料選びがとても重要で、例えば直張りの外壁に透湿性のない塗料を使用してしまうと、内部にこもった湿気が外へ抜けることができず、塗膜の膨れや剥がれといった不具合につながることがあるそうです。

「湿気をどう逃がすか」という視点が、塗装工事においても大切なのです。

勉強会の最後に、

「いつも『なぜこうなっているのだろう』と考える癖をつけろ。」と言っていました。

その『なぜ?』を見つけるためにも、「現場をよく見ろ」と。

現場調査の際に建物を注意深く観察し、

「なぜこの不具合が起きているのか」

「なぜこのような造りになっているのか」

という視点を持ち、原因を探ること。

原因をつきとめずに施工してしまっては、また同じ不具合が起きてしまうからです。

「起きていることには必ず理由がある」

「プロとして、『なぜ?』の理由がわかるまで調べる探求心を持つこと」

この思考を持つことが大切だと言っていました。

―ただ塗るだけでなく、長持ちする施工につなげたい。そして安心して住み続けていただきたい。-

という社長の気持ちを改めて感じる勉強会でした。

「現場をよく見ろ」は常日頃社長が言っていることで、弊社の現場調査は建物の状態をしっかりと確認するために行っています。

ただ家の面積を測り塗料の使用量を計算して出すお見積りではありません。

せっかく行う塗装工事。見た目を整えるだけでなく、お住まいを長く守るための工事にしたい。というのが弊社の考えです。

 

_____________________________________

町田の外壁塗装・建築塗装工事専門店 株式会社リペアマイスター

これまでの施工事例は👆こちら

アパート・マンションの施工事例は👆こちら