佐藤のつぶやき ⑨ 貫板点検
こんにちは、診断士の佐藤です!
今回は屋根を施工する際に行なう「貫板点検」について書いてみますね。
とっても重要なんですよ。
リペアマイスターでは屋根の棟板金を外し、中にある「貫板」を点検するところまで行なうんです!
板金を止めている釘は地震や板金の膨張、経年劣化など様々な理由で緩んできます。
場合によっては釘が抜けて棟板金がカパカパになり、強風などで吹き飛ぶなんてこともあります。
棟板金が外れてしまった場合、頂上部のルーフィングシート(防水シート)が露出され、雨水が入り込んでしまいます。
防水シートがある為、すぐに漏水にはならないと思いますが、様々な劣化を引き起こす原因になることは間違いないのです。
そんな重要な棟板金を釘で止めているのが「貫板」です!!
劣化して緩んだ釘を抜き、板金を外してみるとこんな状態
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
状態は良好です!^^
何か特別な問題が無い限り交換を必要とすることはありませんが、問題が起きていることがちょくちょくあるので工事の際には「貫板点検」を必ず行なってます。
私が実際に経験した「貫板点検」でびっくりしたことが一つ・・・・。
なんと棟板金を外してみると部分的に「貫板」そのものがありませんでした!!
これは本当に珍しいケースではあるのですが、実際に体験した怖い経験です。
自分のお家だったらなんて思うとゾッとします。
お家を建てる段階で大工さん忘れた?
材料が足りなくなり、そのまま板金を被せ隠したんですね。
びっくりしましたが安心してください!
足りない部分の貫板は新規に設置しましたので問題ありません。
点検していなければ当然気が付かないですよね・・・・・。
また、板金のサイズが合っていない為「貫板」が劣化してしまった。なんてケースもあります!
大事な点検なので、点検作業はもちろん写真に収め施主様にご報告します。
≪ ~貫板点検の流れ~ ≫
① 棟板金の釘を抜き、板金を外します。
② 貫板の点検を行い、写真に収める。
③ 板金を戻し、再度釘にて止めなおす。
こんな流れなんですが、最後に一つだけ!
点検後にとても大事な作業があるんです。
リペアマイスターならではの細かな方法でしっかり施工しております。
「どんな施工をしているの?」
もちろんそうなりますよね。
リペアマイスターでしか出来ないこと!
リペアマイスター独自のこだわり!
他にもたくさんあるんです。
お家の調査・御見積りのご依頼を頂いたお客様にはしっかりご説明いたしますのでお気軽にお問合せください^^
こういった些細なことかもしれない作業の一つ一つが積み重なって
施工がまとまり、お客様のお家を長期間保護できる工事になっていくのだと思います!!
塗装工事としてお客様があまり重要視していないような細かなところかも知れませんがとっても大事なんです!
「どんな工事をしてるの?」
なんて質問されることもあるので、あまり目立たない重要な作業を書いてみました。
小さな事でも、気になる事がありましたら、
”住まいのかかりつけ医”として、弊社にお気軽にご相談下さい!
町田市の外壁塗装専門店リペアマイスター!外壁劣化診断士 佐藤でした。