2020.04.02
大切な椅子…
昨日から新年度。桜が散り始め、暖かい日が続き過ごしやすくなってきました。
皆様如何お過ごしでしょうか?
ここ数日はコロナウイルスの報道が過熱しております。私達リペアマイスターもマスク、手洗いとお客様への配慮に日々取り組んでいます。
そんな中お客様から大切な椅子の修復をご依頼いただきました。
1950年代に作られたイギリス製のカウンタースツールです。
無垢材で出来た趣きのある椅子です。
長い時間使われて来た木の肌は何とも言えない肌触りです。
活塗膜として残っているニスを研磨し、オイルステインで染色します。
今回はアンティークな風合いを残すためアンティークチークの染料を選びました。
染料を刷毛で塗った後にスチールウールで擦ります。木に染色材を良く吸わせた後に目止めのシーラーを塗り、サンドペーパーで肌を整えたら最後のニスです。
1液のニスに染料を混ぜ、色付きのニスで仕上げて行きます。
この一連の作業はあくまでアンティークな風合いで仕上げる為に行います。(モダンな家具の場合、材料も工法も違います)
色ニスを塗り重ね仕上がりです。
長い時間経過した物の存在感は特別なものを感じます…
こうして良いものを永く使う事、素敵です!
余談ですが、弊社ホームページのトップに工事部長の黒沢を俳優?(笑)としてショートムービーを作りました!
リペアマイスターってこんな会社という紹介動画ですが、お時間があればご視聴ください!
町田市 外壁塗装 屋根塗装 専門店
リペアマイスター
稲垣でした!